お願いがあります

「精神科医療の身体拘束を考える会」長谷川利夫代表

お願いがあります。

サベジさん、日本人のご遺族に対し、心を寄せてください。

スキャンダラスな事件としてではなく、不幸なアクシデントとしてではなく、なぜこういう問題が起こるのか、起こす構造は何なのか、一緒に考えてください。

私たちは、身体拘束は人の尊厳を傷つけ、命まで奪いかねないものという共通認識を持っています。

身体拘束によって苦しめられた方々からの話を多く収集し、社会に知らせることが必要です。

身体拘束の実施過程の可視化など、実施の適切さを監視し、最小限にするシステムが必要です。

今、この瞬間も全国の精神科病院で行われている隔離や身体拘束をなくすためには、ここにいるメディアの皆さんの理解が欠かせません。

私たちは、その理解を進めるために力を尽くすことを惜しみません。

どうか今日を機に、末永くお付き合いいただけるよう、お願いします。

「精神科医療の身体拘束を考える会」長谷川利夫代表 記者会見発言より 2017年7月19日

 


考える会の会報を発行しました



10/28 第44回こんぼ亭「身体拘束は必要ですか?」

身体拘束は人が人をしばることです。医療者は時にこれを「抑制」と呼びます。身体拘束は本当に必要なのか、共に考えましょう。

2017年1028日(土) 13:00~15:30 (30分程度延長することがあります)  荏原文化センター(えばらぶんかセンター)
【演者】
長谷川利夫(杏林大学保健学部教授)
川田龍平(参議院議員)
宇田川健(コンボ共同代表理事)

今年5月、ニュージーランド人男性が日本の精神科病院で身体拘束後に亡くなりました。肺塞栓症が起きたと推定されています。身体拘束はこのようなリスクを抱えています。それだけでなく、人によって人がしばられる行為は、多くの場合人としての尊厳を傷つけ、人に人を従わせる側面もあります。
日本では身体拘束が「仕方がない」として長年行われており、その数も年々増え続けています。しかし、精神医療において身体拘束は本当に必要でしょうか? 海外では身体拘束を極めて厳格に取り扱う国もあります。日本では、あまりにも精神障害を持つ人の人権を軽んじていないでしょうか。現状を変えるために何ができるのか。制度や医療者の関係性という側面から、たくさんの選択肢があると思います。
今回のこんぼ亭は、このようなことを考えます。
【参加費】
事前申込み 3000円(コンボ賛助会員は2000円  →賛助会員当日 3500円(※当日は賛助会員も同額)
事前申込みの締切日    10/23(月)正午まで
当日参加可

申し込み 詳細こちら >>> 
認定NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ「こんぼ亭」係



11/18 NPO大阪精神医療人権センターの「人間の尊厳」から「強制入院」を考える集会リレートークに長谷川利夫代表

2017年11月18日(土)大阪精神医療人権センター設立32周年 記念講演会 「人間の尊厳」から「強制入院」を考える

2017年11月18日(土)13:30~16:30(受付開始13:00)エルおおさか南館5階 南ホール

 2004年に厚生労働省が「入院医療中心から地域生活中心へ」という精神保健医療福祉の改革ビジョンを公表しました。それから10年以上が経過しているにもかかわらず、精神科病院では、今でも29万7436名(1年以上の長期入院者が64.5%を占め、長期入院者又は社会的入院者の方々が多く含まれています。)という多くの人々が入院し、また、強制入院の比率が46.6%(13万8343名)と約半分です(2013年度精神保健福祉資料)。
 そこで、本記念講演会では、人間の尊厳の大切さを確認し、強制入院制度の問題点や目指すべき精神医療の方向性について内田博文さんに基調講演をしていただき、それを踏まえて、精神科医療に関わる様々な立場の方に、その思いをリレートークで発言してもらいます。
 人間の尊厳から日本の精神科医療を考えるうえでは、大変貴重な機会となると思いますので、奮ってご参加ください。

参加申し込み >>> NPO大阪精神医療人権センターサイト



10/9 日本のMattoの町をどうする!


新作ドキュメンタリー映画上映会&シンポジウム
日本のMattoの町をどうする!

<第一部> 10時~12時 
新作ドキュメンタリー映画「精神病院のない社会」  監督 大熊一夫

革命的な精神保健法ができて40年経ったイタリア、世界で初めて精神病院を完璧にやめて38年経った町トリエステ、「ルポ・精神病棟」秘話、元三枚橋病院院長の石川信義医師・トリエステ歴代3人の精神保健局長・イタリア上院議員のインタビューなどニュース満載 

<第二部> 13時~16時 
シンポジウム:「強制入院の不条理」 

司会

藤井克徳(日本障害者協議会

伊藤順一郎(メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれ)


シンポジスト

大熊一夫(ジャーナリスト)……精神病院の怖さは昔も今も変わらない

佐藤光展(読売新聞記者) ……石郷岡病院事件は日本の精神病院問題の象徴

時男さん(長期入院経験者)………『60歳からの青春』を喜んではいられない

長谷川利夫(杏林大学教授)……ニュージーランド青年身体拘束死は語る

増田一世(やどかりの里) ……隔離収容型の精神病院の終焉を!


主催 日本のMattoの町を考える会協力 日本障害者協議会/精神科医療の身体拘束を考える会/障害者映像文化研究所/地域精神保健福祉機構(コンボ)/ACT全国ネットワーク

◆開催概要◆

 

日時
2017年10月9日(体育の日)
10時~16時(9時半開場)
場所
虎ノ門ニッショーホール(東京都港区虎ノ門2-9-16)
アクセス
東京メトロ銀座線 虎ノ門下車  2番・3番出口 徒歩5分
東京メトロ日比谷線 神谷町下車 4番出口 徒歩10分
http://www.nissho-jyouhou.jp/nissho-hall/accesmap.html
定員
700名(先着順)
参加費  事前受付 2,000円  当日受付 2,500円 
※事前申込みで定員に達した場合は、当日受付はいたしません。


◆映画監督ごあいさつ 
大熊一夫(ジャーリスト)

 

 日本の精神病院には凡そ30万人が入院しています。その半分以上は、幽閉された状態です。自由意志や自己決定をはく奪されて、つまり、奴隷状態なのです。

新聞記者だった私は48年前に、アルコール依存症を装って精神病院に潜入し、『ルポ・精神病棟』を新聞に連載しました。その単行本は30万部も売れました。しかしながら、日本の監獄型治療装置群はびくともしません。

これが60年以上も昔の事なら、世界の国々の精神保健は、押しなべてこんな大収容主義でした。しかし、いまやこの種の人権はく奪型治療装置が有効でないことは、世界の常識です。

世界は変動しています。イタリアは1999年に県立精神病院のすべてを閉じました。2017年には、国立の司法精神病院さえ閉じました。今残るのは、5000床たらずの私立精神病院と、各州に散った数百人分の保安施設だけです。

かつて約12万人もの精神疾患の人が収容されていた精神病院が消えて、その12万人が普通の市民に戻りました。それで何が起こったか。なーんにも起きません。

トリエステの町は精神病院を閉じて37年になります。精神病棟の代わりに地域精神保健サービス網を敷いて、精神疾患の人々を支えています。重い病気の人が、在宅で支えられているのです。

 

私は齢80歳の年金生活者ですが、“現代の奴隷”を置き去りにして、あの世とやらに旅立つわけには参りません。

繰り返しますが、日本の監獄型治療装置は恐ろしく野蛮です。時代遅れです。この事実を、多くの日本国民に知っていただきたいと思って、映画『精神病院のない社会』の作成を思いつきました。ドイツの映像大学の学生、西村きよしさんが、撮影に録音に、八面六臂の手助けをしてくれました。

80歳の手習いを、お笑いください。

2017・9・5    

ネット署名にご協力を!Change.org

【精神科医療における身体拘束の状況の改善を求める】

Change.org 精神科医療における身体拘束の状況の改善を求める署名
End long-term restraint in psychiatric care
宛て先
 安倍晋三 内閣総理大臣殿 および
 加藤勝信 厚生労働大臣殿
 塩崎恭久 元厚生労働大臣殿

署名へのご協力と拡散をお願いします
https://goo.gl/2x6tdu


「精神科医療の隔離・身体拘束」長谷川利夫著

記者会見を行いました

2017年7月19日
■厚生労働記者会
日本の精神科病院で外国人男性が急死:身体拘束の影響か BuzzFeedNEWS

 

日本外国特派員協会(FCCJ)
長谷川利夫代表の発言

 

記者会見のYouTube動画

 

毎日新聞動画ニュース 2017年7月19日
厚生労働会の記者会見(一部)

身体拘束の相談窓口

精神科医療における身体拘束の相談に応じます。

体験談などもあればお寄せ下さい。
Eメール:norestraintjapan@gmail.com

写真は病棟の全患者が身体拘束されていた「朝倉病院事件」2000年の報道


 

◎YouTube FM番組Jam The World
【なぜ日本の精神科医療は長期間の身体拘束に頼るのか?】
杏林大学・教授 長谷川利夫・堀潤


活動状況・情報

2017.7.25 精神科医療の身体拘束を考える会ホームページを立ち上げ
7.20 電子署名を開始
  相談開始
7.19 ①精神科医療の身体拘束を考える会発足
厚生労働記者クラブで記者会見
③日本外国特派員協会で記者会見
7.18 長谷川利夫がFM番組で事件と身体拘束を語る
7.13 ニュージーランド・ヘラルド新聞で第一報

8.9 厚労省に身体拘束の問題について申し入れ
9.26日 厚労省にケリー・サベジさんの家族と共に当該病院に対する指導を申し入れ
9.22 医療観察法病棟での長期身体拘束への働きかけ
10.9 「日本のMattoの町をどうする」上映集会に長谷川代表がシンポジストに
10.13 神奈川県に他の病院への検査等を要請
10.19 会報第1号を発行

関連報道

ケリーさんの身体拘束後死亡事件をはじめ、隔離・身体拘束に関連する報道を紹介します。
新聞・テレビ・ラジオ・独立メディア・海外の報道など

 

会報

図案提供:コーポラティーバまいど

関連情報・リンク

準備中